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ドローンの疑問が解決するQ&A【ドローン・アンサー】
用語解説  用語辞典さくいん
直リンク  [ ちょくりんく ]

ホームページに画像ファイルなどを表示する際、その画像ファイルを他サーバーに置いておき、その場所に対してhttp://で始まるアドレスにてフルパス指定してimgタグによる表示を行うような行為。通常、ホームページに画像ファイルを表示させる場合は、htmlファイルおよび、そのhtmlファイルにて表示させる画像ファイル(gifやjpegなど)も同一の場所(同一サーバー上の任意のフォルダ)に設置するのが普通である。そのような場合、IMGタグによる画像パスの指定は相対パス(htmlファイルの置き場所から見た相対的パス)となる。だが、画像ファイルを他サーバー(htmlファイルの置き場所とは異なるサーバー(異なるドメインのサーバー))にアップロードしておき、IMGタグでの画像ファイルパス指定時にhttp://で始まるパスにてgifファイルやjpegファイルの位置を指定することもできる。このようなリンクの方法を「直リンク」と呼ぶ。「他人のサーバーに置いてある画像ファイル」に対して直接リンクできることから、この呼び名にて認知されている。直リンクの問題点は「他人のサーバーに設置されている画像ファイルに対して、無許可で勝手に直リンクで表示する場合、その他人のサーバーに対するアクセスが勝手に増加するので、他人のサーバーへの負荷が勝手に増えてしまう」という問題である。以前、サーバーのディスク容量が貴重だった頃は、無料サーバーに画像ファイルのみを大量に設置し、htmlファイルだけを自分のサーバーに設置して、無料サーバーの画像に対する直リンクを実施するという行為が流行った。これにより、サイズの大きな画像ファイルを自分のサーバーに置かなくてもよくなるので、自分のサーバー容量が節約できる、という利点が得られるのだが、逆に「無料サーバーの運営者」からすれば、それは好ましくない。無料サーバーのビジネスモデルは「無料サーバーに置かれたhtmlファイルに広告を自動挿入する」というケースが多かったのだが、無料サーバーに画像ファイルだけが置かれると広告が挿入できずに利益が出ない。よって、無料サーバーは「直リンクを禁止する」というのが一般的であり、技術的にもリンクできないようにサーバー設定を変更してガードしていることが多い。いずれにせよ、直リンクされる側のサーバーも自分で運営しているのであれば、直リンクを使うこと自体はまったく問題ない。たとえば、一人で2台のサーバー(異なるドメインのサーバー)を持っている場合は、お互いを直リンクでつなげば、複数のページで共通的に使う画像ファイルなどはどちらか一方のサーバーにのみアップロードしておけばよいので、更新や管理などで便利である。



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