2004/05/31(第32号)
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■ 本当の成果主義は、会社の中には存在しない。
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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。あなたの会社では、
いわゆる「成果主義」は導入されていますか? 夏のボーナスも近い
ですが、その額に対する満足度はどの程度でしょうか?
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●先日、私の会社でも「成果評価面談」が実施されました。各課ご
とに、課長と、その課内の社員が、一対一で面談するというもので
す。一人30分程度。事前に作成した成果評価シートを持参します。
●成果評価シートには、自己評価を記入する欄があるのですが、そ
の評価段階は極めて曖昧で、A,B,C,D,のような、意味不明
な分類なのです。
●しかも、A:極めて多大なる成果,B:多大なる成果,C:一般
的な成果,D:不十分な成果,のような表現なので、「何が、どう
なれば、多大なる成果と見なすのか?」がまったく不明確なのです。
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●このシステムが導入されたのが、今から約二年前ですが、この評
価制度に満足できずに、多くの同僚が辞めていきました。事実上は
年功で決まってしまうA〜Dのランク付けに、若い社員は納得でき
るはずがありません。
●そもそも、チーム全体で協力して仕事をこなす場合、その成果は、
チーム全体の評価として見なされますから、チーム内の各個人の能
力差は、相殺されて、平均化されてしまうのです。
●そして、チームのメンバー全員をAにすることは出来ませんから、
年功の順で、AからDまでランク付けされるのは当然のことです。
つまり、実体は、成果主義という名の「年功序列」なのです。
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●この制度が導入されてから、退職率も増加傾向になり、会社と組
合の間でも、かなりの論争が繰り広げられました。そんなことをし
ている間に、入社三年目ぐらいの若手社員は、どんどん辞めていっ
たのです。
●で、残った若手は「俺は別にDでもいいやぁ〜。適当にやって、
飢え死にしない程度に給料が貰えればね。」という、やる気の無い
社員ばかり。当然の結果ですよね。
●そして、私自身はどうしたか? というと、会社に残る道を選びま
した。そして「本当の成果主義とは何か?」を日々、真剣に考えま
した。その答えが「週末起業」だったのです。
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●本来、自分を評価するものは、会社でもなく、上司でもなく、世
の中、つまり市場なのです。自分には、どのくらいの市場価値があ
るのか? それを確かめるのに、週末起業は最適な土俵です。
●それに気づいたとき、私は、上司を説得することをやめました。
会社に評価されようと努力することもやめました。その結果、名ば
かりの成果主義に対する怒りも消えました。
●社内での評価なんて、所詮、社内だけでしか通用しない、まった
く意味の無いもの。それよりも、自分は、週末起業でいくら稼げる
のか? そっちのほうが、本当の意味での成果主義だと思うのです。
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▼週末起業フォーラム − 本当の成果主義は、ここにある。
⇒ http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=O1YTM+4ASQ2A+7HG+5Z6WX
(次号につづく・・・)
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■ シリーズ企画: 社外へのアクセス制限に対抗する方法【9】
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●アクセス制限に無駄金をつぎ込む会社の経営者を相手に、新しい
ビジネスを起こす。それが、前号でお伝えした「アクセス制限コン
サルタント」です。
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●このビジネスには「アクセス制限が厳しい会社に在籍している社
員ほど有利」という特徴があります。なぜなら、日々の業務におい
て、どのようなアクセス制限が有効か? を体得しているからです。
●例えば、仮にあなたが「サボりぎみの不真面目な社員」だとする
と、あなたは、仕事中に、ヤフーオークションや、出逢い系サイト
で遊んでいるかもしれません。
●そんな時「ここを制限されたら痛いなぁ。」とか「そんなところ
を制限しても、痛くもかゆくもないぜ。」など、アクセス制限の効
果あり/なしを、誰よりも深く理解しているはずです。
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●その貴重な経験を、今のうちに、データ化して残しておき、周り
の同僚にもアンケートを取りながら「どんなサイトへのアクセスを
制限されたら、社員がサボれなくなるか?」を徹底して調べるので
す。
●そして、そのデータが集まったら、会社の経営者向けに情報発信
するのです。まず小冊子を作ってレポートとして纏め、経営者が読
んでいそうなメルマガに広告を出します。
●例えば、キャッチコピーは、次のような文章が考えられますね。
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▼▼ 業績が伸びない。と悩んでいる経営者の方に緊急告知! ▼▼
仕事をサボって、インターネットで遊んでいる社員がいます。
今すぐアクセス制限を導入しなければ、その損害は、年間○億円。
※仕事中に、会社のパソコンを使い、ヤフーオークションで毎月19
万円稼いでいる不良社員がこっそり教える「サボり社員を黙らせる
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●こうして、見込み客を集めてから、小冊子を読ませて「もっと詳
しい情報をご希望の方は・・・」と、コンサルティング業務に誘導
する。今のところ、この手法が王道ですね。
●実際のコンサルティング業務としては「社長、そんなアクセス制
限じゃ、意味ありませんよ!」とか「このサイトは、今すぐ制限し
ないと危険です!」などのアドバイスを実施する。
●さらに、アクセス制限システムを販売しているSI業者などと組
めば、顧客紹介料などの利益も見込めますね。システムを売りたい
人と、必要としている人とを結びつける。マッチングビジネスです。
(次号につづく・・・)
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