ひと儲けドットコム/1mouke.com  ひと儲けドットコム/現役SEが教える最強Webサイト儲けのテクニック

ホーム メールマガジン > 幸せなサラリーマンになる方法 > バックナンバー 2004年分

 【幸せなサラリーマン04/06/07】リーダーが優秀なら、組織も悪くない。


2004/06/07(第35号)
                             *
──────────────────────────────
■
■  リーダーが優秀なら、組織も悪くない。
■
──────────────────────────────

●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。週末に「踊る大捜
査線」最新作のDVDを見ました。久しぶりに、二時間集中して見
られる作品に出会いましたね。

                             *

▼踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
⇒ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008WJ2I/hitomouke-22  

                             *

●このシリーズは、TVドラマ時代からのファンなので、楽しみに
していたのですが、今回のストーリーでは「組織とは何か?」とい
う大きなテーマが掲げられていました。

●その中で印象に残った言葉があります。主演の織田祐二さんの言
葉。『リーダーが優秀なら、組織も悪くない』。

●いつからか、私たちは「組織に属していること=組織の歯車=悲
しい人生」というイメージを、勝手に描いていたのかもしれません。
でも、その悲観的発想の根本的原因は、私たち自身にあります。

                             *

●それは「会社を、リーダーではなく、社名で選んでしまったこと」
です。あなたは、今の会社に入るときに、「有名な会社かどうか?」
というブランド力で選んでしまったのではないですか?

●私自身も、現在の会社を選ぶときは、やはり大手企業の冠(かん
むり)に惹かれて入社しました。その時、社長の名前も実績も、ど
んな人物かも知りませんでしたし、調べもしませんでした。

●会社という組織に属していながら、その組織のリーダーである社
長の名前すら知らないし、知ろうとも思わない。そんな社員たちが、
どうしてそのリーダーを尊敬できるでしょうか?

                             *

●自分が心から尊敬できるリーダーのいる組織なら、その組織に属
していることを誇りに思うでしょうし、たとえ歯車であったとして
も、そこには歯車としてのプライドがあるはずです。

●もしあなたが、今の会社に嫌気が差しているとしたら、それは、
尊敬できるリーダーがいないからではないですか? だとしたら、
今あなたに出来ることは何か?

●それは、まずあなた自身が「尊敬されるリーダーになるように努
めること」です。あなたが新入社員でなければ、少なからず部下や
後輩がいるはずです。

                             *

●「この人と、ずっと一緒に仕事をしていきたい」と思えるような
上司。そんな上司がいれば、たとえ給料が安くても、残業が多くて
も、絶対に辞めたいとは思わないはずです。

●中小企業やベンチャーに就職する人たちは、そこの経営者に対し
て、絶対的な信頼と尊敬の意を持っています。だからこそ、少ない
社員数で、驚異的なモチベーションが保たれる。

●そのような「少数精鋭」を、大企業に求めるのは難しいかもしれ
ません。ですが、少なくとも、あなたが率いるチーム(部・課・係)
の中だけでも、そのような雰囲気を作れたら、すばらしいと思いま
せんか?

(次号につづく・・・)


──────────────────────────────
■
■ シリーズ企画: 部下が上司を選べるシステムを考える【1】
■
──────────────────────────────

●今号から、新シリーズ「部下が上司を選べるシステムを考える」
をお届けします。成果主義とも関連したこのテーマ。私自身、前々
から、ずっと疑問に思っていたことです。

                             *

●私の会社で、成果主義が導入された当初、多くの社員から「部下
が上司を評価できるシステムも作るべき」との意見が上がり、組合
でも取り上げられました。

●しかし、残念ながら、実現には至っていません。上司が部下を一
方的に評価するだけの成果主義では、部下にしてみれば「あんたに
評価なんかされたくねーよ。」と思うのが本音。

●優秀な上司に付けば、チーム全体の業績も評価されるし、みんな
嬉しい。でも、無能な上司に付けば、計画性の無い進捗管理と、お
門違いの指示に振り回されて、無駄なエネルギーを浪費するだけ。

                             *

●原則として、社員は、配属先を会社から一方的に指示される。し
かし、会社側も、どこまで適材適所を把握しているのか? 本当に
その社員を、あの上司に付かせることが得策なのか? それをどこ
まで認識しているのでしょうか?

●会社の規模が大きくなればなるほど、人事担当者も、所詮は社員。
社員一人ひとりの能力や適正を正確に把握することは不可能です。
そのような、適当な人材配置が、はたして会社の利益になるのか?

●成果主義の導入をきっかけに、私は「この矛盾を解決するために、
何か良い方法が無いか?」を考えました。その答えの1つとして、
「部下が上司を選べるシステムを作る」という方法が浮かびました。

                             *

●とても分かりやすく言えば、学生の頃、選択科目を選ぶときに、
「科目の内容」プラス「教授のキャラクター」で選びましたよね?
それと同じ考え方を、社内で適用できないか? ということです。

●あなたは、同じ社内でも、他部署や、他のチームがやっている仕
事の内容について、どこまで理解しているでしょうか? 同じ部内で
さえ、課が違えば、やってる仕事はまったく違うのが現実。

●ですから、各課の課長が、もっとアピールすべきなのです。「う
ちの課では、こんなに楽しいことをやっている! いっしょに働きた
い社員はいるか?」と、社内でトレードする。

                             *

●人気のある課は、たくさんの志願者が来ますから、良い人材が取
れるし、チームの成果も上がる。それが、そのまま課長(つまり上
司)を評価することになりませんか?

●若い社員たちが「あの課長の下で働きたい」と思うならば、きっ
と驚異的なモチベーションで、実力を十分に発揮してくれるはずで
す。人を惹き付ける魅力。それも上司としての「実力」つまり成果
だと思うのです。

(次号につづく・・・)

                             *

このような内容のメールを、あなたのアドレス宛てに
無料でお届けします。

他のバックナンバーも読む


幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力
(マガジンID:0000127191)

登録は無料です。いつでも解除できます。↓↓↓

メールアドレス登録:

メールアドレス解除:



Powered by まぐまぐ




大和賢一郎の著書
会社とことん活用術

辞めるなんてもったいない!




メールマガジン

幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力 (マガジンID:0000127191)

登録は無料です。
いつでも解除できます。
↓↓↓

メールアドレス登録:

メールアドレス解除:

Powered by まぐまぐ






ホーム メールマガジン > 幸せなサラリーマンになる方法 > バックナンバー 2004年分 > このページのトップへ

Copyright (C) 2004 ひと儲けドットコム All Rights Reserved.    お問合わせ  サイトマップ