2004/06/21(第41号)
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■ サラリーマンが金持ちになれない本当の理由
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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。あなたが「サラリ
ーマンは金持ちになれない」と思い込んでいるとしたら、その理由
はなぜなのか? を真剣に考えたことがありますか?
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●『そりゃぁ、給料が安いからじゃねーの?』という声が聞こえて
きそうですね。私も週末起業を始めるまでは、そう思っていました。
でも実際は違うみたいです。
●そもそも「金持ち」は、いかにして金持ちになったのか? いろ
んなビジネス書や、成功哲学系の本を読んでいると、その秘訣は
「投資」であることが分かります。
●投資と言っても、株や不動産だけのことを言っているのではあり
ません。お金を増やすためにお金を使うことは、すべて投資です。
自分自身のスキルアップも、週末起業も、すべて投資。
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●「お金でお金を増やす」という感覚。例えば、スノーボード好き
の私は、ゲレンデで、コースの頂上に座って、右手に雪を握り締め、
小さな雪玉を作ります。
●その雪玉を、下り坂に向かって投げる。すると、転がりながら、
どんどん大きくなっていく。つまり、雪玉を大きくしたければ、
その手から一度、離さなければならない。
●人間の右手なんて、所詮、テニスボールほどの雪玉しか持てない。
それは、サラリーマンでも、起業家でも同じ。問題は、それを一度
手放す勇気があるかどうか?
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●そして、もう1つの間違った認識。それは「恐怖心があるから投
資できない」という考え。これは逆で、「恐怖心があるからこそ、
起業家は投資する」のが、事実なのです。
●サラリーマンには安定がある。だから投資に手を出さなくても死
にはしない。でも起業家は違います。来月の収入さえ保障されてい
ないわけですから、早く「安定収入」が欲しいのです。
●安定を求めるのは、人間としての本能。だから起業家は、株や不
動産など、定期収入が見込めるものに投資しながら、さらに自分の
ビジネスを安定させるためにも、投資する。
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●私の同期(年収550万円程度)が、最近、120万円のバイクを新車
で買いました。サラリーマンのお金の使い方としては、珍しくない
ですね。でもそのバイクに乗っても、お金は増えません。
●もしあなたが、駆け出しの起業家で、来月の収入が保障されてい
ないとしたら、年収の24%も浪費する勇気があるでしょうか?
●サラリーマンは「投資」を怖いと考える。起業家は「浪費」を怖
いと考える。浪費は確実にお金を失う。投資は失うかもしれないし、
増えるかもしれない。ただそれだけの違いなのです。
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▼週末起業フォーラム − 投資の第一歩は、ここから始まる。
⇒ http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=O1YTM+4ASQ2A+7HG+5Z6WX
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(次号につづく・・・)
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■ シリーズ企画: 部下が上司を選べるシステムを考える【7】
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●過去6回に渡ってお送りしてきたシリーズ企画「部下が上司を選
べるシステムを考える」ですが、ここで一旦、これまでのポイント
を整理してみたいと思います。
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●1.成果主義の問題点として『上司の能力』が大きく影響すると
いう点がある。つまり、優秀な部下でも、その能力を発揮させてく
れる上司に付かなければ、実力を出せない。
●2.会社の人事担当も、所詮は他人。つまり、人事部が決めた配
属が、必ずしも適材適所であるという保障は無い。だからこそ、社
員一人ひとりが主体的に配属先を選べる仕組みが必要。
●3.会社の規模が大きくなると、他部署がどんな仕事をやってい
るのか分からなくなる。社内での情報交換を活性化させれば、社内
で理想の職場、部署、上司に巡り合える確率も高くなる。
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●4.社内での情報交換と交流を活性化させるためには、イントラ
ネットを活用する。各社員が自分のホームページを持ち、社内で情
報発信しながら、人脈を構築する。
●5.社内イントラの掲示板、メルマガ、メーリングリスト、ブロ
グなどを活用し、自己アピールを強化することで、社内スカウトシ
ステムまたは配属志願システムに発展させる。
●6.派遣社員の利用など、アウトソーシング化が主流になりつつ
ある今、社内の誰と組もうが、仕事の効率は大して変わらない。そ
れなら、公私共に仲の良い社員同士を組ませるべき。
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●7.「会社」=「上司」という構図では、その上司を嫌いになる
と、会社のことも嫌いになってしまう。優秀な人材の社外流出を防
ぐためにも「上司は自分で選ぶもの」という文化を創るべき。
●8.上司であれ、部下であれ『あなたと一緒に働きたい』と言わ
れることは、名誉なこと。資格や年功だけでなく、人望や魅力、カ
リスマ性という項目も、成果評価の対象にすべき。
●9.ビジネスの成功は「何をやるか?」よりも「誰とやるか?」
であるという考え方。柔軟な人事を、社内に適用すれば、結果とし
て、会社の利益にもなる可能性があることは否定できない。
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●サラリーマンが会社を辞める一番の理由は『上司がムカつくから』
ではないでしょうか? 給料が安くても、残業が多くても、本当に心
から信頼できる上司がいたら、辞めたいとは思わないはずです。
●でも経営者たちは、その事実に気づかない。なぜなら、辞める理
由に『上司がムカつくから』なんて書けないからです。だから、当
たり障りの無い、適当な理由を考える。
●仕事選びは人選び。終身雇用を保証せず、社員一人ひとりの自立
を促す方向に、社会全体が進んでいくのならば「パートナーは自分
で選ぶもの」という考え方も、大切に育てていくべきでしょう。
(完)
さて、次号からは、また新しいシリーズ企画をお届けしますので、
どうぞお楽しみに! 次号は 6/23(水)の配信になります。
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