2004/07/05(第47号)
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■ 自己拡大を認識し続けるサラリーマンは幸せになれる(前編)
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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。いきなりですが、
ここでちょっと、クイズです。
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【問題】あなたはスケベな30代の課長(男性)である。三日前に、
あなたの職場に松嶋菜々子風の超美人系女子社員が入社してきた!
これはチャンスだ! でもまだ一度も声をかけていない。
さて、なんて声をかける?
(1) 君って美人だね!モテるでしょ?
(2) 君が来てから職場が明るくなったよ!
(3) 仕事が早いね!
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●ここで、多くの人は、相手の気を引こうとして、(1)または
(2)のような回答をしてしまいがちです。
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●ところで、人間には「自己確認(じこかくにん)」と「自己拡大
(じこかくだい)」という意識があるのを、ご存知ですか?
●自己確認とは「自分が既に認識(自覚)していることを再確認する」
ということです。例えば、自分で頭が良いと思っている人が「君って
頭が良いね」と褒められるケース。
●このような褒め言葉は、自己確認として認識されますから、褒め
られた本人は「またか・・・」と思うだけです。つまり、それほど
嬉しくない。褒め言葉に慣れてくるのです。
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●それに対して、自己拡大とは「自分ではまだ認識(自覚)してい
ない長所に気づく」ということです。つまり、自分でも予想外の、
意外なところを褒められると、それは自己拡大になります。
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●さて、冒頭のクイズの答え。もうお分かりですよね。正解は(3)。
これが、相手の自己拡大を促す、最高の褒め言葉なのです。
●たいていの美人は、自分が美人であることを自覚していますし、
その手の褒め言葉は、いままで、数多くの男たちから聞かされてき
たはずですから、インパクトが無いのです。
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●では、なぜ人間は、自己確認の褒め言葉よりも、自己拡大の褒め
言葉のほうが、気持ちがいいと感じるのでしょうか? その理由は
次号で解説します。
(次号につづく・・・)
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※「次号まで待てない! 早く理由を教えろ!」 という方は・・・
▼こちらに載っています。今すぐクリック!
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※このクイズ、あなたのお隣に座っている同僚なら、なんて答えますかね?
→ 上司、部下、同僚、お友達にも、このメールを今すぐ転送!!
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■ シリーズ企画: サラリーマンの「見えない収入」を見る【6】
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●過去6回に渡ってお送りしてきたシリーズ企画、サラリーマンの
「見えない収入」を見る、でしたが、ここで一旦、今までのポイン
トを整理してみたいと思います。
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●考え方:サラリーマンは、毎月の給与明細の数字しか見ていない
が、それ以外にも、保障や安定など、直接見えない多くの利益を得
ている。それを現金化して、冷静に分析してみる。
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1.年休、有給休暇も、お金に換算すれば、すごい額になる。
2.病気やケガで労働不能になっても安心の「傷病手当金」。
3.退職金も、年額・月額で考えると大きい。しかも非課税。
4.意外と安い!? サラリーマンの税金。給与所得控除いっぱい。
5.残業代、休日出勤は割り増し当たり前! 法律で決まっている!
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●1.サラリーマンの年休(有給休暇)は年間総額450万円
⇒ 週休二日、祭日、盆、正月休みと、月一回の年休行使で、年間
137日。一日あたりの人件費33,000円で算出。
●2.病気やケガで労働不能になったら、最大324万円貰える
⇒ 健康保険の「傷病手当金」制度に基づく。月収30万円の場合、
6割の18万円を最大1年6ヶ月支給。仕事中以外の傷病でもOK。
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●3.退職金を年額にすると79万円。1850万円まで非課税。
⇒ 勤続35年の場合、月額6万6千円を上乗せされている計算。
同額を自力で貯蓄しようとすると、すべて課税対象になる。
●4.給与所得控除は月額13万円。使わなくても経費扱い。
⇒ 年収500万円の場合、年間154万円、月額13万円までは、
その用途に関係無く、一律経費として認められるから非課税。
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●5.残業代は1.25倍、休日出勤は1.35倍。法律で定められた権利
⇒ 例:一日8時間×5日(40時間)で見積もっていたが、実際に
は一日10時間×7日(70時間)かかってしまった場合、個人事
業主と比較して、サラリーマンは15万8千円も得している。
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●どうでしょうか? 年収500万円前後のサラリーマンでも、上記
の金額をプラスすれば、総額では、軽く900万円以上貰っている
計算になりますよね?
●一般的に、起業家や個人事業主は、サラリーマン時代の年収の2
倍を稼がないと、同じ生活レベルが維持できないと言われています。
つまり、サラリーマンは、意外と贅沢な生き方をしているということ。
●保障、安定、備え、蓄え。これらを手に入れるのにも、莫大な費
用がかかっていることを忘れてはなりません。サラリーマンの手取
りは、先にそれらを買ったお釣りなんです。
(完)
次号からは、また新しいシリーズ企画をお送りします。
●次回予告「サラリーマン完全退職マニュアル(仮)」
もし自分が、いざ、会社を辞めることになったら・・・
退社手続き、雇用保険、年金、健康保険、退職金、財形貯蓄、
失業給付、税金、確定申告、再就職、開業届け・・・
※これらの不安を、一気に解決していきましょう!!
どうぞお楽しみに! 次号は 7/7(水)の配信になります。
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