2004/07/23(第54号)
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■ 幸せなサラリーマンになるための、3つの条件とは?
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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。このメルマガも、
おかげさまで、今回で第54号を迎えることができました。これも皆
さまのおかげです。どうもありがとうございます。
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●さて、このメルマガのタイトル『幸せなサラリーマンになる方法』
ですが、実は、メルマガを始めた当初は「幸せなサラリーマン」の
定義が、自分の中でも曖昧でした。
●そもそも「幸せとは何か?」なんて議論をすると、どんどん哲学
的な方向に話が進んでしまうので、深く突っ込むことは出来ません。
●しかし、創刊から約4ヶ月間、このメルマガを書き続けながら、
週末起業を実践してきた上で、今まで見えていなかったものが、い
ろいろ見えるようになってきたことも事実。
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●そこで、今回は、あらためて「幸せなサラリーマン」の定義を、
明確にしてみたいと思います。私が考える、幸せなサラリーマンの
定義とは、以下の3つの条件を満たしていることです。
1.経済的条件 2.精神的条件 3.知識的条件
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●では、それぞれ簡単に説明していきます。まず、1.経済的条件
について。これは「会社の給料以外に、収入源を持っていること」
です。週末起業や、サラリーマン大家、株の投資などが該当します。
●次に、2.精神的条件ですが、これは「会社を辞めることへの恐
怖心を克服していること」が該当します。
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●例えば、もしあなたが、サラリーマン大家だとして、不動産から
の家賃収入があり、1.の条件を、既に満たしていたとします。
●でも『もし大地震が起きて、地価が暴落して、不動産収入が無く
なったら・・・』などと考えると、まだ会社を辞めることに対して
は、恐怖心があるはずです。
●しかし、それは「今勤めている会社は、絶対に潰れない」という
幻想を抱いているに過ぎません。地価が暴落するのも、会社が倒産
するのも、どちらも、心配すればキリが無い。
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●そして、3.の知識的条件。これは『自分が会社を辞めたら、具
体的に、どうなるのか? 何をすればいいのか? という疑問点をク
リアしていること』が該当します。
●雇用保険、年金、税金、医療保険、開業届け、確定申告など、サ
ラリーマンが知らない情報は、数多くあります。それらの「無知」
を、事前に克服しておけば、いざ辞めても、慌てなくて済みます。
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●これら、3つの条件を、すべて満たした状態なら、それはつまり
「いつでも会社を辞められる状態」です。
●でも、そこで辞めるかどうか? は各個人の判断ですから「あえ
て辞めない」という選択肢もあります。
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●例えば、今日、宝くじで3億円当たったとしたら、あなたは、明
日すぐに会社を辞めますか? 微妙ですよね? タイなど、物価が安
い海外に移住すれば、一生遊んで暮らせますよ。
●でも、多くの人は、そうしないでしょう。もしあなたも、少しで
も判断に迷ったとしたら、それは「お金(給料)以外にも、会社に
勤めたい!という、何らかの目的がある」ということです。
●それは、スキルアップかもしれないし、仲の良い同僚との人間関
係かもしれない。いずれにせよ「いつ辞めてもOK!」という状態
を手に入れてこそ、その目的が見えてくるのでは?
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●経済的にも、精神的にも、知識的にも、いつでも辞められる。で
も、あえて辞めない。なぜなら、会社に勤めると「○○○○」とい
うメリットが得られるから。
●この「○○○○」に気づくこと。その内容は、人それぞれ違うで
しょう。ですが、それに気づいている人は、誰もが「幸せなサラリ
ーマン」だと、私は思うのです。
(次号につづく…)
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■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【7】
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テーマ:雇用保険(失業給付)
えっ!? なんで貰えないの? 話が違うじゃないか!!
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●会社を辞めた後、失業給付を貰うための条件として「いつでも就
職できる状態にあること」というのがあります。
●では、逆に「いつでも就職できない状態」とは、具体的にどのよ
うな状態のことを言うのでしょうか? 以下に整理してみましょう。
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1.病気やケガをしている。
2.妊娠中、出産のため入院中、または育児中である。
3.親族の介護などがあり、働きに出られない状況である。
4.定年退職などで、しばらく休養しようと思っている。
5.自営業の開始、または、その準備をしている。
6.アルバイトを含む、新しい仕事についている。
7.会社や法人団体の役員に就任している。
8.大学に通うなど、学業に専念している。
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●つまり、上記の、いずれかの条件に当てはまる場合は、失業給付
が1円も貰えないことになります。せっかく毎月、バカ高い社会保
険料を払っているのに!?
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●ですから、次のような目論見を立てている人は、諦めたほうがよ
さそうですね。
・会社を辞めて、失業給付を貰いながら、大学に通って勉強する。
・退職後、自営業を始めるための資金は、失業給付から捻出する。
・退職金を資本金にして、自分で会社を作り、生活費は失業給付で。
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●このメルマガの読者の中には、週末起業が軌道に乗ったら、会社
を辞めようと考えている人も多いと思いますが、どうやら、失業給
付を貰うのは、難しそうですね。
●週末起業が、上記5.の条件、つまり「自営業」に該当するなら
ば、まず無理でしょうし、週末起業の屋号を、既に法人化している
場合も、上記7.の条件に該当してしまいます。
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●うーん、なんとかこの条件を回避する方法は無いのでしょうか?
週末起業家が会社を辞めて、失業給付をしっかり貰う方法。利益を
出していなければOK?
●ですが、上記5.の「または、その準備をしている。」が気にな
ります。失業中に、就職活動をしないで、こっそり起業準備をする
なんて、けしからん!! という意味でしょうか?
●もし、このメルマガをご覧の読者の方で、社労士の資格をお持ち
の方や、または、この手の法律関係に詳しい方がいらっしゃいまし
たら、ぜひアドバイスいただけませんか? 宜しくお願いします。
(次号につづく…)
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