2004/08/04(第59号)
*
───────────────────────────────────
■
■ 他人に仕事を任せることへの罪悪感を捨てる。
■
──────────────────────────────
⇒【前号までのあらすじ】知名度が上がれば上がるほど、味方も増
えるが、敵も増える。自分に都合の良い条件だけを手に入れようと
せず『窓を開けたら、ハエが入ってくる』と割り切る精神力が必要。
*
●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。「起業して成功す
るためには、強い精神力が必要である!」とは、よく言われること
ですが、これは起業だけに限ったことではありません。
●週末起業をやるにしても、サラリーマン人生を楽しむにしても、
けっきょくは「精神力の強い者が、オイシイ思いをする」ようにな
っているのです。これは事実です。
*
●ところで、あなたは『金持ちは、いかにして金持ちになったか?』
をご存知ですか? 「金持ち父さん」系や「億万長者」系の本を読まれ
た方なら、お分かりだと思いますが、ポイントは1つしかありません。
●それは「他人の時間を使うこと」です。人間に与えられた時間は
24時間しかありませんから、時間の切り売りでは限界がある。だ
から経営者は、従業員を雇い、他人の時間を使って、利益を上げる。
*
●私は現在、週末起業で、ビデオ教材を販売していますが、ビデオ
の製造・梱包・配送作業などは、外部の業者に委託しています。
(以前は、すべて自分1人でやっていました。)
▼ホームページビルダーのビデオ教材販売
→ http://www.1mouke.com/ad/a010.html
●しかし、それらの作業を外部に委託したほうが、自分はもっと生
産性の高い仕事に専念できることに気づいたのです。自分が優先す
べき仕事は「自分にしか出来ない仕事」だと。
*
●外部委託のおかげで、私はメルマガの執筆や、ホームページの更
新に専念することができます。その結果、メルマガの読者数や、ホ
ームページのアクセス数が増え、利益率も上がります。
●業者に支払う委託料金も、相場より高い金額を支払っていますの
で、とても丁寧に対応してくれますし、お互いに満足した、理想的
な関係を築くことができています。
*
●これが「他人の時間を使う」という基本的な考え方ですが、見方
によっては『他人を安い賃金でコキ使っている』とも解釈できます。
●しかし、他人の時間を使うことに罪悪感を抱いてしまう人は、す
べてのことを、自分一人だけでやろうとしてしまうのです。他人に
仕事を任せられない性格の人。あなたの職場にも、いませんか?
*
●誰もが『社長になって、お金持ちになって、南の島で、のんびり
遊んで暮らしたい』という夢を、一度は描いたことがあるでしょう。
●しかし、もしあなたが経営者だとして「社員が頑張って働いてい
るのに、自分だけハワイでバカンスなんて・・・」その罪悪感に耐
えて、休暇を楽しむ精神力があるでしょうか?
●ですが、冷静に考えれば、会社がそれなりの利益を上げているの
ならば、それは経営者の功績なのですから、そのお金で、経営者が
ハワイに行っても、誰からも責められる筋合いは無いはずなのです。
*
●そしてこれは、サラリーマンにも言えます。例えば、年休を取る
ことに罪悪感を抱くという心理。しかし、年次有給休暇の取得は、
労働基準法でも定められている、正当な権利なのです。
●「他の同僚が働いている時に、自分だけ休むなんて・・・」とい
う罪悪感。でも、そのせいで、上司も部下も、お互いにけん制し合
って、結局、年休未消化のまま、毎年捨てているという実情。
*
●自分がやるべきことさえ、きちんとやれば、その他の仕事は他人
に任せて、自分はゆっくり休むという考え方。その罪悪感に耐える
精神力。それが無ければ、経営者になっても、同じ目に遭うのです。
●けっきょく、精神力の強い者が、オイシイ思いをする。年休も
「遠慮せずに取ったもん勝ち!」みたいなところがありますし、
もっと強気に出たほうが、人生、楽しくなると思いませんか?
(次号につづく…)
───────────────────────────────────
■
■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【12】
■
──────────────────────────────
テーマ: 年金
会社を辞めたら、国民年金? 厚生年金? 切り替え?
*
●今回からは「年金」をテーマにして、話を進めていきます。退職
が決まってから、焦って勉強するよりも、今のうちに、しっかり年
金の仕組みを理解し、いつ辞めても安心な状態を作っておきましょう。
●最近、いろんな意味で、世間から注目されている年金問題ですが、
まず、サラリーマンが知っておくべき、最低限のポイントを、以下
に整理してみます。
*
1.退職したら、国民年金の「種別変更届」を提出しなければならない。
2.国民年金の被保険種別、サラリーマンは第二号、自営業は第一号。
3.「種別変更届」の提出期限は、離職日から14日以内。
*
●職業を問わず、二十歳以上の日本国民は全員、国民年金への加入
が義務付けられていますが、異なるのは「被保険種別」です。種別
には、第一号、第二号、第三号、があります。
第一号: 自営業者、学生、農家など
第二号: サラリーマン、公務員など
第三号: 第二号に属する人の扶養配偶者
*
●つまり、国民年金には、種別が3つあり、職業に応じて、その種
別を切り替えなければなりません。ですから、サラリーマンを辞め
ると、第二号 → 第一号 への切り替えが必要となるのです。
●この切り替えを、離職日から14日以内に行なわないと「年金未
加入」の扱いになり、将来、年金が満額受け取れないなど、不利な
条件が発生する危険があります。
●もし、再就職する場合は、第二号 → 第一号 → 第二号 という
流れになり、就職活動中の一時的な期間のみ「第一号」の扱いに
なります。
*
●面倒ですが、これをしっかりやっておかないと、年金未納問題で
叩かれた政治家と同じ運命になってしまうので、注意して下さい。
●補足ですが、第一号から第二号への切り替えは、原則として、就
職時に会社が行ないます。不安な場合は、きちんと会社側に確認し
ておいたほうがよいでしょう。
(次号につづく…)
*
|
このような内容のメールを、あなたのアドレス宛てに
無料でお届けします。
他のバックナンバーも読む
幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力
(マガジンID:0000127191)
登録は無料です。いつでも解除できます。↓↓↓
Powered by
|
大和賢一郎の著書


メールマガジン
幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力 (マガジンID:0000127191)
登録は無料です。
いつでも解除できます。
↓↓↓
Powered by
|