| パソコン | IPアドレス番号 | IPアドレス種別 |
| 1台目 | 1番 | グローバル |
| 2台目 | 2番 | グローバル |
| 3台目 | 3番 | グローバル |
| 4台目 | 4番 | グローバル |
| 5台目 | 5番 | グローバル |
| 6台目 | 6番 | グローバル |
| 7台目 | 7番 | グローバル |
| 8台目 | 8番 | プライベート |
| 9台目 | 9番 | プライベート |
| 10台目 | 10番 | プライベート |
| 11台目 | 8番 | プライベート |
| 12台目 | 8番 | プライベート |
| 13台目 | 10番 | プライベート |
| 14台目 | 10番 | プライベート |
| 15台目 | 9番 | プライベート |
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| 01. Webサーバーって何ですか?(前編) |
|
Webサーバーとは何か? ここから先の話しは、ちょっと「Tのお勉強」的な内容なので、 あんまり読みたくないかもしれない。 でも、Webショップを運営する上では、最低限必要な知識だ。 逆に、これを知らないと、自分のWebショップに最適な Webサーバーを選ぶことができないため、無駄な経費が生じる。 読んでいると、いろんな専門用語が出てきて 「分かんねーよ!」と怒鳴りたくなるかもしれないが、 それらの用語は適宜自分で検索エンジンで調べて欲しい。 それでも、できるだけ分かりやすく書くつもりだから、 あなたの「T食わず嫌い」を克服する動機付けになれば幸いだ。 さて、本題に入る。 もしあなたが、インターネット初心者から 『Webサーバーって何ですか?』 と聞かれたら、何と答えるだろうか? ---------------------------------------------- 別の聞き方をしてみよう。 『パソコンとWebサーバーの違いは?』 と聞かれたらどうか? 技術的に言えば、以下の2つの条件を満たすパソコンはWebサーバーであり、 1つでも満たさなければ、それはだたのパソコンだ。 条件1: グローバルIPアドレスを固定的に割り当てられて、インターネットに常時接続されている。 条件2: apache(アパッチ)などのサーバーソフトがインストールされ、起動中である。 だから、この2つの条件を満たせば、 あなたが今使っているパソコンもWebサーバーになれる。 つまり、Webサーバーは誰にでも簡単に作れるのだ。 例えば、あなたのパソコンがWebサーバーになったとして、 「ホームページを見に来る人」とはつまり、 「あなたのパソコンのハードディスクに入っているhtmlファイルを インターネット経由で見に(覗きに)来る人」 のことである。あなたのパソコンに侵入してくるのだ。 だから、あなたのパソコンがWebサーバーになるためには、 「さぁどうぞ、いつでも侵入してください!(いらっしゃいませ!)」 という状態にしなければならない。それがつまり、 上記の2つの条件を満たすことなのだ。 ・・・と言っても、 apache?グローバルIPアドレス? って聞いたこと無い人には意味不明なので、 まずはそこから理解する必要がある。 でも常識で分かる範囲なので、難しく考える必要は無い。 まず、IPアドレスとは、電話番号のようなものだと思えばいい。 パソコン1台1台に割り当てられる識別子だ。絶対にダブってはいけない。 電話機 : 電話番号で識別される。 例) 090-1234-5678 パソコン : IPアドレスで識別される。 例) 192.168.20.115 ちなみに、あなたが今使っているパソコンのIPアドレスも 簡単に調べることができる。 まずインターネット接続中状態にしておき、 (Windows2000の場合) [スタートメニュー] → [プログラム] → [アクセサリ] → [コマンドプロンプト] を起動して、 ipconfig/all と入力してみよう。すると、 IP Address . . . . . . . . . . . : 123.456.789.012 のように表示されるはずだ。これがIPアドレスである。 (WindowsXPの場合) [スタートメニュー] → [すべてのプログラム] → [アクセサリ] → [コマンドプロンプト] 世の中にはたくさんの電話機がある。家庭用、携帯、PHS、公衆電話。 もし1つでもダブった番号があったら大変なことになるから、 絶対にダブらないように割り当てられる。 IPアドレスも同じだ。世の中にはたくさんのパソコンがある。 その全てがインターネットでつながるのだから、電話機を識別するのと同じように、 パソコンを識別するためのIPアドレスがダブってはいけない。 電話番号が分からなければ、相手に電話をかけられないのと同じように、 IPアドレスが分からなければ、データ通信は不可能だ。メールも届かない。 そして、もし同じIPアドレスを持つパソコンがインターネット上に2台以上存在していれば、どっちのパソコンにデータを送信すればいいのか区別ができないので通信エラーになってしまう。 しかし、ここで問題になるのが「IPアドレスが足りない」という現象だ。 インターネットで世界中のパソコンがつながっている現在、 「世界中のすべてのパソコンに、ダブらないようにIPアドレスを割り当てる」 ことはできない。数がぜんぜん足りないのだ。 そう言えば、1999年頃、携帯電話の番号も足りなくなって、 10桁から11桁に増えたのを覚えているだろうか? 『じゃあ、IPアドレスの桁数も増やせばいいじゃん!』 って思うだろうが、それは既に始まっている。 IPv4からIPv6へ・・・ ■IPv4というルール(現在の仕組み)では、 使えるIPアドレスの数は、全世界で、4294967295個 しか無い。 つまり、約42億個しか無い。世界の人口は約63億人なので、ぜんぜん足りない。 一人が2台以上のパソコンを使用するのは当たり前の時代である。 でも、 ■IPv6というルール(将来的な仕組み)に変われば、 340282366920938463463374607431768211456個 も使えるようになる! これはスゴイ! (ここで説明すると長くなるので、興味のある人は、 Googleで「IPv6とは」と検索してみよう!) しかしながら、まだまだIPv6への対応化は遅れているのが現状。 ようするに「IPアドレスの桁数を増やすのは大変!」なのである。 今まで使っていた通信システムやソフトウェアに変更を加えなければならない。 だからIPv6はまだ使えない。 で、どうしたか? というと、とりあえずIPv4で使える42億個のIPアドレスを ・グローバルIPアドレス と ・プライベートIPアドレス という2種類に分類したのである。で、 「グローバルは絶対にダブって設定してはいけませんが、 プライベートならダブって設定してもOKですよ!」 という世界的なルールを決めたのだ。 つまり「IPv6が完成するまで、とりあえずその場しのぎのルール」ってこと。 もっと分かりやすく書くと、 1番から10番まで、10個のIPアドレスしか無いとして、 (全世界で使えるIPアドレスが10個しか無いと仮定して) 1 〜 7番 までが グローバルIPアドレス (ダブって割り当てたら駄目だよ!) 8 〜 10番 までが プライベートIPアドレス (ダブって割り当ててもOKだよ!) というルールを決めたのである。 この例で、もし世界に15台しかパソコンが無いとしたら、 IPアドレスは次のように割り当てることになる。
このように、8台目以降はグローバルIPアドレスが足りないので、 プライベートIPアドレスを重複させて割り当てるしかない。 なお、プライベートIPアドレスは何番を割り当てても自由なので、 例えば8台目から15台目までの全パソコンに8番を割り当てることも可能だ。 さて、ここで次のような疑問が浮かぶかもしれない。 まず、以下の2つのケースを想定してみてほしい。 ・ 1台目と7台目がお互いにメールを送受信する場合 ・ 1台目と8台目がお互いにメールを送受信する場合 「1台目から7台目にデータを送るときは、IPアドレス7番宛てに送ればいい。でも、1台目から8台目にデータを送るときは、IPアドレス8番宛てに送ったら、そのデータは11台目と12台目にも届いてしまうのでは?」 でも、その心配は無い。ようするに、 ・グローバルIPアドレス = 会社の代表番号(外線番号) ・・・だから他社とダブったら駄目! ・プライベートIPアドレス = 内線番号 ・・・だから他社とダブってもOK! と考えれば分かりやすい。 例えば、100人の社員が勤めるA社の代表番号が、 03-1234-5678 だとすると、A社の広告やチラシ、名刺や封筒などの いたるところにこの番号が掲載されるわけだから、 お客様や取引先はみんなこの番号に電話してくる。 しかし、社員100人全員の机の上にも電話が1台ずつ置いてある。 つまり電話が100台ある。 この全てに代表番号(外線番号)を割り当てることはできない。 だから、内線番号を使って転送(振り分け)するのが常識である。 もちろん内線番号だから、他社とダブってもぜんぜん問題無い。 A社の佐藤という社員の内線が4091だったとして、 B社の鈴木という社員の内線も4091だったとしても、ぜんぜん関係無いでしょ? もちろん、同一社内で同じ内線番号は絶対にダブってはダメだけど。 この考え方は、IPアドレスについても全く同じだ。 だから社内LAN(ローカルエリアネットワーク)に接続されているパソコンには、 すべてプライベートIPアドレス(内線番号)が割り当てられ、外部(インターネット)への出入り口に相当するパソコン1台(プロキシと呼ぶ)にのみ、グローバルIPアドレス(代表番号)が割り当てられているのだ。 つまり、社内LANから社外(インターネット)にアクセスするためには、 必ずプロキシを経由しなければならない。 だから、社員が100人いようが、1000人いようが、 グローバルIPアドレスは1つで足りる。 残り999人はプライベートIPアドレスを使えばいいからだ。 ちなみに、社内LANにおいては、よく 「プライベートIPアドレスの奪い合い」が起こる。 プライベートIPアドレスは、パソコンのネットワークプロパティで勝手に設定できる。携帯電話は買ったときに電話番号が設定されているが、パソコンは買ったときにはまだプライベートIPアドレスは設定されていないので、自分で設定しなければならない。 だから、例えば新しいパソコンを買ってきて、社内LANに追加接続するときに、 「プライベートIPアドレスは、何番を使えばいいですか?」 って悩むことになる。だから、社内LANにおいては、 「誰が、どのパソコンで、何番のIPアドレスを使っているのか?」 をきちんと管理しておく必要がある。エクセルなどで管理簿を作るのが一般的だ。 そうしないと、 「誰か、俺のIPアドレスを勝手に使ってる奴がいるぞ!」 って喧嘩になるのだ。 社内LANで同一IPアドレス(ダブったIPアドレス)が検出されると、 そのパソコンは通信できなくなる。 それと、もしダブって設定していたとしても、片方のパソコンの電源が落ちている状態では、「IPアドレスがダブっていることを検出できない」などの厄介な現象が起きたりする。 ところで、あなたは今、このホームページを 会社のパソコン で見ているか? それとも 自宅のパソコン で見ているか? もし自宅で見ているなら、 『社内LANの話しなんてどうでもいいんだよ!』 と思っているに違いない。 なので、次に、 一般家庭からADSL接続(※)する場合はどうなるのか? について説明する。 (※)ADSLに限らず、アナログモデム接続やISDN接続も同様。 先にも述べたように、会社だろうが家庭だろうが、インターネットに接続するためには、必ずグローバルIPアドレスが最低1つは必要である。 だから、家庭からインターネットに接続する瞬間に、 あなたのパソコンにグローバルIPアドレスが1つ貸し出される。 プロバイダが貸してくれるのだ。 あなたが「接続ボタン」をクリックした瞬間に、 あなたのパソコン: 「今から接続しま〜す!」 プロバイダ: 「分かりました。グローバルIPアドレスを準備しますので、 ちょっと待って下さいね!」 プロバイダ: 「準備できました。あなたに貸し出すグローバルIPアドレスは ○○○.○○○.○○○.○○○です。終わったら返してね!」 あなたのパソコン: 「分かりました。借りま〜す! よっしゃ! これで インターネットにつながるぜ!」 という会話がなされている。 そして、あなたが「切断ボタン」を押すと、グローバルIPアドレスはプロバイダに返却されるのだ。 だから、貸し出されるグローバルIPアドレスの番号は、その時によって変わる。ホテルの部屋番号のように、空いているところから順に割り当てられるからだ。 昨日使っていた番号と、今日使っている番号は違うかもしれないということだ。 もちろんインターネットにつながりさえすれば、何番でも構わないから問題無い。 冒頭で説明した「自分のパソコンのIPアドレスを調べる方法」を使えば、 現在あなたがレンタル中のグローバルIPアドレスの番号を知ることができるから、 切断/接続を繰り返すたびに、番号が変わることを確認してみるといい。 しかしながら、このような「レンタル(一時的な借用利用)」のグローバルIPアドレスを割り当てられても、残念ながらWebサーバーにはなれない。 Webサーバーになりたければ、 自分専用のグローバルIPアドレスを独占しなければならない。 ようするに、レンタカーではダメだ。自分の車を新車または 中古車でもいいから「所有」しなければならないのだ。 (ちなみに、グローバルIPアドレスにも「中古」という概念がある。 SEO等で注意しなければならない。詳細は別途。) さて、 『なんでレンタルじゃダメなの?』 その理由は、 『グローバルIPアドレスの番号がコロコロ変わるようなWebサーバーは、 誰にも覚えてもらえないから』 である。 例えばもし、 あなたがいつも利用している宅配ピザ屋の電話番号が毎日変わったら、 どう思うだろうか? ある日 「あれ、繋がらない。番号変わったのか? 調べなきゃ・・・」 次の日 「あれあれ、また変わってる!? もういい。他のピザ屋を探す!(怒)」 ってなるでしょ? Webサーバーも同じ。 Webサーバーは、そもそもたくさんの人にアクセスしてもらってこそ 意味のある装置だ。だから一人でも多くの人に覚えてもらうしかない。 『べつに俺はグローバルIPアドレスなんて覚えてない』 って?そのとおり。人間は番号を覚えるのが嫌い。 だから、グローバルIPアドレス(番号)をURL(アルファベット)に置き換えて覚える。 ようするに、 ホームページアドレス(URL) = グローバルIPアドレス なのである。 つまり、世界中の全てのURLには、グローバルIPアドレスが必ず割り当てられているのだ。見た目はアルファベットでも、実体はグローバルIPアドレスの数字なのである。 では誰が、URLをIPアドレスに翻訳しているのか? その翻訳を担当しているのが「DNSサーバー」と呼ばれる奴だ。 ここでは詳しくは述べないが、ようするに、 あなたのパソコン : 「すいませーん、Yahoo!のグローバルIPアドレスって何番でしたっけ?」 DNSサーバー : 「○○○.○○○.○○○.○○○ですよ。忘れたらまた遠慮なく聞いて下さいね!」 あなたのパソコン : 「分かりました。どうもありがとう。」 ということだ。つまり電話帳(タウンページ)みたいなもの。 だからもし、IPアドレスの番号が毎日変わったらDNSさんもお手上げ。 やってられません。 なぜWebサーバーが 「自分専用のグローバルIPアドレスを独占」 しなければならないかはお分かりいただけただろうか? ちなみに、グローバルIPアドレスを取得する方法については、 各プロバイダのサービス内容によって異なるので確認してほしい。 あまり難しく考える必要は無い。 ようするに今までは「借りていた」のを「独占させろ!」ってことである。 成功のポイント : IPアドレスを理解することは、インターネット通信の基本である。 さて、Webサーバーになるための、もう1つの条件である、 apache(アパッチ)とは何なのか? については、後編を読んで欲しい。 続き → 02. Webサーバーって何ですか?(後編) |
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