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 06.  もう迷わない!ドメイン名はアイデア次第


欲しいドメイン名はもう残っていないのか・・・?

レンタルサーバーを借りる時には、
かならずドメイン名も取得することになる。

あなたの自由に、好きなように、
世界に1つしかないURLを決めることができるのだ。

ただし、まだ誰にも取られてなければ・・・の話し。
早い者勝ちの世界だ。

世の中には、人気の出そうなドメインを先取りして、
それを高額で企業に売りつける行為も存在し、裁判沙汰にもなっている。

有名なのは、マイクロソフ(ト)問題? だ。

そいつは個人で、
microsof.com
を申請した。わざと t を抜かしたのだ。

そして、マイクロソフトのサイトにアクセスしようとした人
(たぶん毎日膨大なアクセス数が発生しているはず)のうち、
「打ち間違いで最後のtを抜かしてしまった人」
を狙ったのだ。『おこぼれちょうだい!』という発想だ。

冷静に考えれば、なんとも馬鹿げた発想だが、
これは結局裁判で負けて、現在は「502 Bad Gateway」で弾かれる。


さて、
『もう人気のあるドメインは残ってないかなぁ・・・』
と諦めるのはまだ早い。
ドメイン名はアイデア次第で無限に作り出すことができるからだ。

では、どのような視点でドメイン名を考えればよいか、
具体的事例を含めて説明していく。

■ 数字を使う
■ 勝手に造語を作る
■ 記号的発想
■ 擬音語
■ 連想させる
■ .com / .net / .org / .jp の違い
■ 日本語ドメインってどうなの?


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■ 数字を使う
------------------

例えば、
1101.com (ほぼ日刊イトイ新聞)
330.co.jp (ミサワホーム)
100shiki.com (百式)


サイト名に数字が直接含まれているものもあれば、
語呂合わせで数字を使用しているケースもある。

だから、もしあなたが欲しいと思ったドメイン名が既に取られていたら、
数字を使って別の表現ができないか?を考えてみてほしい。

実は、アルファベットより数字のほうがインパクトがあり、
覚えやすかったりするものだ。

itoi.com1101.com
misawa.co.jp330.co.jp
hyakushiki.com 100shiki.com

ぱっと見て直感的に覚えやすいのはどちらか?
数字にすれば少ない文字数で表記できる。

そして、ひと儲けドットコムの場合も、
hitomouke.com よりも 1mouke.com のほうが
記憶に残りやすいと思ったから、この方法を使った。

このように、数字を有効活用すれば、
好きなドメイン名を取得できる可能性も広がるし、
覚えてもらえる確率も高くなるのだ。

2ch.net (2ちゃんねる) も有名だ。



---------------------------
■ 勝手に造語を作る
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造語の作り方としては、

・ 短縮形 : ミスチル、キムタク、スタバ、など
・ 組み合わせ : ロッテリア(ロッテのカフェテリア)、など
・ 頭文字 : SMAP、JAL、SARS、など


造語は、今までに無かった新しい表記であるから、
新しくドメインを取得できる可能性が高いし、
文字数も少なくできるから、だらだらと長いURLにしなくて済む。

しかも、その造語がオリジナリティーを感じさせ、
有名ブランドに発展する可能性も捨てきれない。
と言うか、あなたがブランドを育てるのだ。そのために造語を作る。

造語を作るときのコツとしては、

・ 響きがイケてるか?イケてないか?(つまりカッコいいかどうか?)
・ 言いやすいか?言いにくいか?


などがある。

例えば上記の例だと、
「ミスチル」はなんとなく言いにくいでしょ?
語呂の響きもあまり美しいとは思えない。

つまり「縮めたらどうなるか?」を事前に考えておかなければ、
いざ縮められてから、言いにくかったり、響きがイマイチになってしまう。

でも、やっぱり大切なのは、あなたが自信を持って命名できるかどうかである。
誰かの真似ではなく、あなただけの新しい造語を生み出して広めよう!



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■ 記号的発想
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それそのものは、あまり意味をなさなくても、
インパクト重視「そうか、その手があったか!」的なドメイン名もある。

http://www.www.com
http://www.wwwww.com
http://www.w-w-w.com


などなど。だから何?って言いたくなる感じだが、
インパクトが強いので忘れられないし、つい入力してみたくなるものだ。
『どんなサイトなんだろう?』って。

これを数字で応用すると、
http://www.1234567890.com
などもアリだ。もう取られてるけど。

ちなみに、
1.com とか a.net などは不可だ。
ドメイン名に使える文字にはルールがある。
文字数は3文字以上なければダメ。

----------------------------
ローマ字ドメイン名のルール
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■ 文字数
3〜63文字
■ 使用できる文字
・ 半角英数字(A〜Z、0〜9)
・ ドメイン文字列先頭と末尾以外の半角ハイフン「-」
■ 使用できない文字
・ 全角文字
・ 半角カタカナ
・ 記号「&」「\」「%」など



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■ 擬音語
-----------------

例えば、あなたが「犬」に関するサイトを作ったとしたら、
そのドメイン名を何にすればいいだろうか?

inu.com (いぬドットコム)
dogdog.com (ドッグドッグドットコム)


などを思いつくかもしれないが、たいがいは既に取られているはず。
そこで、

wan-wan.com (わんわんドットコム)

など「犬の鳴き声」に着目したドメイン名を思いつくことができるか?
が重要である。

さらに、前述の「数字を使う」と組み合わせれば、
1-wan.com
などのアイデアも浮かぶだろう。

犬に限らず、「擬音語」という観点で考えれば、
いろんなジャンルに応用できる。

自動車関連なら、
bu-bu.com (ぶーぶードットコム)

清涼飲料水やビール関連なら、
goku-goku.com (ごくごくドットコム) または
nodo-kara-kara.com (喉からからドットコム)

などなど、アイデアは無限に広がる。



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■ 連想させる
-------------------

連想とは、「○○と言えば△△」のように、
その言葉やイメージから、別の言葉を発想させる方法であるが、

例えば、「お仏壇のはせがわ」のURLは、
kuyou.com (供養ドットコム)
である。

私はこのURLを、TVのCMで目撃して、
「あぁ、なるほどねー」と思った。そして、実際にアクセスしてみた。

検索エンジン経由ではなく、直接URLをブラウザに入力したのだ。
(もちろん仏壇を買う予定など無いし、今のところ興味も無い。)


もしこれが、

butsudan.com (仏壇ドットコム)

hasegawa.com (はせがわドットコム)

だったら、これほど印象には残らなかっただろう。


ここで注目すべき点は、

「仏壇と言えば、供養」

という発想のすばらしさである。


仏壇、仏壇、仏壇・・・!!!

と、その商品ばかりをアピールするような宣伝だったら、
誰でも嫌気が差すに違いない。

しかし、「供養」という言葉が持つイメージを前面に押し出すことで、
「供養するために仏壇が必要」という「商品購入の動機付け」
無意識に植えつけている。

しかも「供養する」という言葉は、誰にでも良い印象を与えるため、
その好印象が、企業イメージにも直結する。



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■ .com / .net / .org / .jp の違い
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.com と .net どっちがいいのか?

.com / .net / .jp など、ドメイン名の最後に来る文字のことを
「トップレベルドメイン」と呼ぶ。

企業なら co.jp のように決まるが、
個人で取得する場合は、.com だろうが .jp だろうが、どれでもOKだ。

co.jp を持っている企業が補助的に .com も取得するケースも多い。
(ちなみに、個人では co.jp は取得できない。法人専用だ。)

では、いくつか選択肢がある場合、
どれを選ぶのが一番良いのだろうか?

よく、「.comは商用」などと言われるが、
別にそんなルールは無いし、誰も決めていない。

だから、感覚的な「好き嫌い」で決めればよい。

知名度的には .com一番流行っている
企業から個人サイトまで、.com を使っているサイトはたくさんあるが、
商用サイトとは限らない。

私が思うに、

.com
.net
.org
.info
.jp
.tv
.biz


の中で、ベスト3を挙げるとしたら、

.com
.net
.jp


しか無い。

逆に言えば、ドメイン名を探すときは、
この3つしか対象にしない。

ようするに、仮に 1mouke.com1mouke.net がもう取られていて、
1mouke.org が空いていたとしても、絶対に .org は選ばない。
他の名前を考えてでも .com / .net / .jp のどれかにこだわりたい。

理由は1つ。現段階では、
「そのほうが覚えてもらいやすい」と思うからだ。

ちなみに、.com.net に比べて、.jp はドメイン取得費用が割高になる。
これは、ドメインの管理団体が異なるためである。
だから、少しでも安くしたければ、やはり .com.net がお奨めと言える。

では、同じ名前で .com.net が両方とも空いていた場合は、
どちらを選ぶべきなのか?

これはあくまでも個人的な趣味の意見だが、
.com はあまりにも使われすぎているから、いかにも「商売してま〜す!」
イメージが強すぎて、なんとなく古いイメージすら感じる。

それに対して、.net
「商売ではなく、みんなが楽しく集まれるフォーラム」的な印象がある。

nakata.net (中田英寿オフィシャルホームページ)
2ch.net (2ちゃんねる)


だからなんとなく「カッコいい」のだ。

なので、あなたのサイトが、企業のホームページや、
商品を販売するネットショップ系のサイトの場合は、
.com を選択しても問題無いと思う。

それに対して、趣味のサイトや、限られたグループ内での
コミュニティー的サイトならば、 .net を採用するのもアリだろう。

ちなみに、ひと儲けドットコムの場合は、.net よりも .com のほうが
「儲け」を感じさせるので、組み合わせ的に .com を採用することにした。


それと、これも私が勝手に思っていることだが、
将来的には .info流行りそうな気がしている。
まだ取られていない名前が多いし、響きも悪くない。

.info って、まさに、訪問者にやさしい「インフォメーション」って感じするでしょ?
人はインターネットで買い物するのが目的ではない。
オイシイ情報をタダで手に入れることが目的なのだから。
ただし4文字なのは不利かもしれない。ドメイン名は短いに越したことは無いから。


まぁ、その前に、また新しいトップレベルドメインが発表されるかもしれないが・・・


※補足説明
トップレベルドメインは、
一般トップレベルドメイン (gTLD : generic Top Level Domain)
国別トップレベルドメイン (ccTLD : country code Top Level Domain) に分類される。
.com.net は一般。.jp は国別である。
一般トップレベルドメインの中には、その取得目的が制限されているものもある。
例えば、.biz は商用目的に限定して取得が許可されるし、
.name は個人や非商用目的に限定される。
これは、各ドメインの管理団体が異なるためである。



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■ 日本語ドメインってどうなの?
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URLとして漢字やひらがな(カタカナ)そのまま使えるというもの。
少しずつだが採用しているサイトも増え始めている。

総務省.jp
アスキー.jp


など。
命名のルールとしては、

----------------------------
日本語ドメイン名のルール
----------------------------
■ 文字数
1〜20文字程度
■ 使用できる文字
・ ローマ字ドメインで使用できる文字
・ 全角ひらがな
・ 全角カタカナ
・ 漢字
■ 使用できない文字
・ 半角カタカナ
・ 記号「&」「\」「%」など


ただし、ローマ字のドメインと比較すると、
いろいろ問題点もある。

日本語ドメインの問題点としては、

・ 未対応のブラウザがある(プラグインが必要)
・ トップレベルドメインが .jp にしか対応していない
・ 米RealNamesの営業停止問題で揺れている
・ 日本人以外からのアクセスを期待できない
・ 規格の標準化が遅れており動作が不安定


などいろいろあるが、
それよりもっと大事なことがある。それは、

「アドレスバーに漢字を入力するぐらいなら、
検索エンジンで探したほうが楽だ!」

ということだ。

日本語.jp と入力する場合、
まず日本語の部分を入力して、それから
入力モードを漢字から直接入力に切り替えて、←これが一番めんどくさい!
それから .jp と打ち込まなければならない。
しかも、そのアドレスが本当に正しいかどうかなんて、
いちいち覚えてられない。

だったら、初めから検索エンジンを使ったほうが早いに決まっている!

『ドメイン名は日本語のほうが覚えてもらいやすい!』
と言われるが、はたして本当にそうなのか?とても疑問だ。

だからと言って、日本語ドメインを使うなと言っているのではない。
すでにローマ字ドメインを持っているならば、
その補助的ドメインとして取得すればよいのではないか?

日本語ドメインでも、ローマ字ドメインでも、繋がるサイトは同じにしておけばいい。「入り口を増やす」という意味で、1つのサイトが複数のドメインを持つことは珍しくない。URL転送設定などで簡単に飛ばすこともできる。もちろん、お金に余裕があればの話しだ。
(ドメイン取得と管理には維持費がかかることを忘れずに!)


成功のポイント : ドメイン名はじっくり考えて、一度決めたら一生変えてはならない。
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